Advance・日程・お申込み

令和5年度(2023年度)Advanceコースのカリキュラムは下記の予定です。

(Advanceコースは、原則としてBasicコースを修了した会員様が受講できるコースです。)


6月:朝顔(薯蕷練切り) 葛焼き

7月:小豆こし餡作り  麩まんじゅう

8月:氷室豆腐  夏の思い出(外郎製)

9月: 菊三昧(薯蕷練り切り) クルミ餅

10月:和!モンブラン  焼き栗時雨

11月:黒糖饅頭  団子

12月:柚子風味求肥入り羊羹  常盤饅頭(薯蕷饅頭)

1月:寒椿(こなし製)  松の緑(きんとん製)

2月:生チョコ羊羹  柿ロール

3月:さわらび(薯蕷饅頭)  寒氷と艶干し錦玉

4月: いちご浮島  浮島のパウンドケーキ仕立て

5月: 手亡豆こし餡作り  蓮餅

レッスンを開催するにあたって

 和菓子教室はなでは新型コロナ感染拡大防止のために、調理室への入室時に手のアルコール消毒、検温、体調確認を行い、換気の徹底、ドアノブや水栓、調理台、器具類等の消毒、施設が決めた定員の遵守に加え、実習に際してはマスクとゴム手袋を着用して行い、状況によっては試食をせずに保冷剤等で食品衛生に配慮したうえで持ち帰っていいただく事にしております。

 

                                        2022年4月1日

和菓子教室はな 宮島麻美子



渋谷教室

9月21日(土)10:30~14:00

 8月31日(土)に予定しておりましたAdvanceレッスンは、台風10号の接近により中止となり9月に改めて開催することとなりました。ふるってのご参加をお待ちしております。

 以前にもお知らせしましたが、和菓子教室はなはこの8月をもって閉室いたします。Basicコースから続き2年間、熱心に通ってっていただきありがとうございました。もともと、人にものを教えるということが不得手であることから、皆様に不愉快な思いをおかけしたこともあったかと思います。申し訳ございませんでした。和菓子教室はなは、”家庭で美味しい和菓子を作る”を原点にして特別な器具や道具、熟練した技術が無くても、美味しい和菓子ができることを科学的根拠をお示ししながらお伝えしてきました。そうです!でんぷんの糊化と餡粒子の存在です。和菓子作りは科学です。そして和菓子は古くから伝わる日本の伝統文化のひとつです。伝統文化を大切に”新しい和菓子作り”に挑戦していくことが、私を含め受講生の皆様の使命ではないかと思っています。受講生の皆様も、包餡や季節をあらわす成形など、熟練ではありませんが練習を重ね技術を習得することが、まず最初の前提です。頑張って、大きく羽ばたいていただきたいと願っています。 皆様、今まで未熟な私を支えていただき、本当にありがとうございました。改めて感謝申し上げます。私は、この10月から通販と週3日間の対面販売の小さな和菓子屋を開店いたします。「和菓子はな」と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 では、最後のレッスンのご案内です。元気に楽しく頑張りましょうね! 今回は、少し早いですが、重陽の節句に因んで菊を3種類、計9個作ります。今回皆様にお求めいただいた三角棒の使い方も是非習得してください。もうひとつは、クルミ餅を一人1台(15cm角位)作ります。アッという間の出来上がり、でも意外と美味しいのです。下の写真は、練り切り製の「光琳菊」です。そうです、尾形光琳の菊の絵を和菓子に写した意匠です。尾形光琳は、江戸時代に活躍した絵師の一人ですが、描いた絵はまるで近代絵画を思わせるような、大胆なデザインと構図をとっているものが多く尾形光琳が中心となる琳派の特徴のひとつです。背景などは書き込まず、例えば燕子花という模様を、いくつかのパターンの組み合わせで貼っていったようなデザイン性が、この時代としては革新的なものだったでしょう。 こういった、光琳のデザイン的なスタイルは、光琳模様 といって、着物や食器、和菓子の世界でも使われるようになり、時を超えて今日に伝えられています。優れた意匠(デザイン)は、数百年経っても人の心を魅了するものですね。今回も、昔から伝わる意匠からそのアレンジまでいくつか実際に作ってみましょう。どうぞお楽しみに・・。   それにしても今、巷をにぎわせている練り切りアートやデコ和菓子など・・・この中から時を超えて受け継がれていくものが、いくつあるのでしょうかね?


お申込みは、こちら


池袋教室  

8月31日(土) 10:30~14:30

 以前にもお知らせしましたが、和菓子教室はなはこの8月をもって閉室いたします。Basicコースから続き2年間、熱心に通ってっていただきありがとうございました。もともと、人にものを教えるということが不得手であることから、皆様に不愉快な思いをおかけしたこともあったかと思います。申し訳ございませんでした。和菓子教室はなは、”家庭で美味しい和菓子を作る”を原点にして特別な器具や道具、熟練した技術が無くても、美味しい和菓子ができることを科学的根拠をお示ししながらお伝えしてきました。そうです!でんぷんの糊化と餡粒子の存在です。和菓子作りは科学です。そして和菓子は古くから伝わる日本の伝統文化のひとつです。伝統文化を大切に”新しい和菓子作り”に挑戦していくことが、私を含め受講生の皆様の使命ではないかと思っています。受講生の皆様も、包餡や季節をあらわす成形など、熟練ではありませんが練習を重ね技術を習得することが、まず最初の前提です。頑張って、大きく羽ばたいていただきたいと願っています。

 皆様、今まで未熟な私を支えていただき、本当にありがとうございました。改めて感謝申し上げます。私は、この9月から通販と週3日間の対面販売の小さな和菓子屋を開店いたします。    「和菓子はな」と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 では、最後のレッスンのご案内です。元気に楽しく頑張りましょうね!

今回は、少し早いですが、重陽の節句に因んで菊を3種類、計9個作ります。今回皆様にお求めいただいた三角棒の使い方も是非習得してください。もうひとつは、クルミ餅を一人1台(15cm角位)作ります。アッという間の出来上がり、でも意外と美味しいのです。下の写真は、練り切り製の「光琳菊」です。そうです、尾形光琳の菊の絵を和菓子に写した意匠です。尾形光琳は、江戸時代に活躍した絵師の一人ですが、描いた絵はまるで近代絵画を思わせるような、大胆なデザインと構図をとっているものが多く尾形光琳が中心となる琳派の特徴のひとつです。背景などは書き込まず、例えば燕子花という模様を、いくつかのパターンの組み合わせで貼っていったようなデザイン性が、この時代としては革新的なものだったでしょう。 こういった、光琳のデザイン的なスタイルは、光琳模様 といって、着物や食器、和菓子の世界でも使われるようになり、時を超えて今日に伝えられています。優れた意匠(デザイン)は、数百年経っても人の心を魅了するものですね。今回も、昔から伝わる意匠からそのアレンジまでいくつか実際に作ってみましょう。どうぞお楽しみに・・。   それにしても今、巷をにぎわせている練り切りアートやデコ和菓子など・・・この中から時を超えて受け継がれていくものが、いくつあるのでしょうかね?


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渋谷教室 

 7月13日(土)10:30~14:30 

 7月のAdvanceレッスンは、「氷室豆腐」と外郎製の「夏の思い出」を作ります。氷室豆腐とは、江戸時代のベストセラー料理書『豆腐百珍』に玲瓏豆腐として紹介されている古くから作られている豆腐料理(菓子)の一つで、甘い寒天の中に絹ごし豆腐が入っているもので、豆腐の甘さと寒天の甘さが相まって何とも上品な味わい、思いがけない美味しさです。 もう一つは、夏の終わりの空を表現した外郎を短冊型に伸ばし、中餡を巻いた涼しげなお菓子です。それと、おまけとして「葛シャリ」、溶けないアイスとして巷ではやっていて夏になると飛ぶように売れるそうですが、その作り方をデモでお見せします。お持ち帰りはありませんが試食していただきます。 どうぞ、お楽しみに・・・。 


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