Advance II・日程・お申込み

レッスンを開催するにあたって

 和菓子教室はなでは新型コロナ感染拡大防止のために、入室時に手のアルコール消毒、検温、体調確認を行い、換気の徹底、ドアノブや水栓、調理台、器具類等の消毒、施設が決めた定員の遵守に加え、実習に際してはマスクとゴム手袋を着用して行い、状況によっては、試食をせずに保冷剤等で食品衛生に配慮したうえで持ち帰っていいただく事にしております。

                                         2022年4月1日

和菓子教室はな 宮島麻美子

Advance IIコースは、原則として当教室のBasic、Advanceコースを修了した方を対象としておりますが、Advanceコースとの平行受講、在籍されていた方の単発受講も可能となりました。

渋谷教室

8月5日(月)10:30~14:30

 以前にもお知らせしましたが、和菓子教室はなはこの8月をもって閉室いたします。AdvanceIIレッスンには和菓子教室はなが開講以来、ずっと通ってくださる受講生がたくさんいらっしゃいます。皆様の支えなしでは、続けて来られなかったと言っても過言ではありません。本当にありがとうございました。感謝、感謝です。もともと、人にものを教えるということが不得手であることから、皆様に不愉快な思いをおかけしたこともあったかと思います。申し訳ございませんでした。和菓子教室はなは、”家庭で美味しい和菓子を作る”を原点にして特別な器具や道具、熟練した技術が無くても、美味しい和菓子ができることを科学的根拠をお示ししながらお伝えしてきました。そうです!でんぷんの糊化と餡粒子の存在です。和菓子作りは科学です。そして和菓子は古くから伝わる日本の伝統文化のひとつです。伝統文化を大切に”新しい和菓子作り”に挑戦していくことが、私を含め受講生皆様の使命ではないかと思っています。皆様も、包餡や季節をあらわす成形など、熟練ではありませんが練習を重ね技術を習得することが、まず最初の前提です。頑張って、大きく羽ばたいていただきたいと願っています。  

 皆様、今まで未熟な私を支えていただき、本当にありがとうございました。改めて感謝申し上げます。私は、この9月から通販と週3日間の対面販売の小さな和菓子屋を開店いたします。「和菓子はな」と申します。どうぞよろしくお願いいたします。


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 さて、最後のレッスンです。楽しくワイワイいきましょうねぇ!

 今回は、シャインマスカット三昧のレッスンです。まず、以前にも開催しましたがリクエストにより再度「シャインマスカット大福」と「シャインマスカットの求肥包み」を作ります。今回は2度目ということもあり、デモで皆さんの生地を作り、包餡を皆様と一緒にワァーと作ります。他に小さなゼリースタンドにシャインマスカットの果汁を加えた吉野羹を流し入れ、生のシャインマスカットも加え涼しげに仕上げます。もう一つは、マスカット羊羹を作ります。こちらも白餡に果汁を練りこみ、生のシャインマスカットを飾り、涼しげに仕上げます。一部写真が用意できていません。でき次第けさいいたします。

池袋教室

7月1日(月)10:30~14:30

 7月のAdvance IIレッスンは、玉すだれ状の錦玉羹を巻きつけた「夏は来ぬ」と、黄身羽二重時雨餡を押し固めた「つばめ飛ぶ」を作ります。「夏は来ぬ」は、中餡に生のキウイフルーツがごろっと入って、まるでキウイを食しているようでとても爽やかです。生のフルーツですのであまり日持ちはしませんが、餡と合わせた時にフルーツから水が出にくいの方法を学びます。もうひとつの「つばめ飛ぶ」は、黄身羽二重時雨餡を何回も濾してくちどけが良い餡を、型に詰めて押し固めます。大泉学園前の和菓子大吾の「爾比久良」を意識して、レシピを考えました。中餡は小豆こし餡です。以前のAdvance IIレッスンで「初雁」のレシピを改良し、押し固めてもしっとりとくちどけの良い黄身羽二重時雨餡を目指しました。どうぞ、お楽しみに・・・。


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下の写真は、以前のレッスンで行った黄身羽二重製「初雁」です。今回は、つばめを飾り羊羹で錦玉の雨粒で「つばめ飛ぶ」を表現します。

池袋教室

6月3日(月)10:30~14:30

 6月は1年の折り返し地点ですね。京都では6月30日にこぞって和菓子の「水無月」を食し、半年間の邪気をきれいに取り除き、後半の半年間を無事に健康に過ごすことができるよう願うそうです。この行事、夏越の祓えに由来するそうですが京都の一般家庭ではなじみのある行事のようです。

 現在では、日本中の和菓子屋さんの店先には6月になると「水無月」が並ぶようになりましたね。当教室でもBasicコースの最初の月6月に外郎製の「水無月」をレッスンしました。今回は、葛製の「水無月」のリクエストを受けて、葛製の「水無月」と焼き菓子の「茶通」、軽羹製の「やまぶき」を作ります。葛製の「水無月」は、大納言蜜煮を葛の中に沈め涼しげに仕立てました。大納言の赤が邪気を払う魔除け、三角形が氷、現代の「水無月」です。焼き菓子の「茶通」は、もうおなじみの味ですね。抹茶をふんだんに使って、美味しい「茶通」を作ります。もう一つは、軽羹製の「やまぶき」です。軽羹といえば、ヤマトイモを使った生地で真っ白なのが身上ですが、一部を山吹色に染めて緑の金団羊羹と張り合わせます。こちらは、写真がまだ用意できていませんができ次第、掲載いたします。

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