丹波春日大納言小豆の美味しいきんつば💖!

 10月のAdvance II レッスンが終了しました。今月は、きんつば2種と栗饅頭です。

まずは、「大納言きんつば」から。時間の都合上、レッスンではレシピ通りに炊いて用意した丹波春日大納言小豆餡を寒天液と合わせて、煮詰めるところからスタートしました。大納言小豆の皮は煮ても破けにくいのですが、軟らかくなるまでしっかりと煮ないと美味しい餡にはなりません。15cm角型、高さ4.5cmのきんつば餡を作るのに、丹波春日大納言小豆を、400g(乾)使い、甘さ控えめな贅沢なきんつば餡が出来上がりました。


 出来上がった「大納言きんつば」と「あんず蜜漬け入り芋きんつば」です。

きんつば餡をカットすると、大納言小豆の粒がぎっしり並んでいます。これに皮生地をつけて焼き上げます。大納言きんつばをカットした際に出る切れ端を、試食した受講生の皆様から、「春日大納言小豆って、こんなに美味しいんだ!初めて知りました。」との声が上がりました。続いて、あんず蜜付け入り芋きんつばは、とても柔らかく皮生地をつけて長い時間焼くと寒天が溶けてきますので注意が必要です。

 次は、「栗饅頭」です。中餡は球磨(熊本)の利平栗ペーストに、同じく利平栗の甘露煮をたっぷり加えたものを、軟らかい生地で包餡して焼いたもので、艶出しのため垂れないように注意しながら上部に卵黄を塗り、いざpetit BACKENの中に・・・。

 可愛らしいまん丸の栗饅頭が焼き上がりました。焼いてすぐよりも、翌日の方が生地がしっとりして、個人的には好みです。


日本料理教室”彩楽”さんのHPに、ご紹介いただきました。どうぞ、ご覧ください。



和菓子教室はな

東京製菓専門学校和菓子専科で学び、製菓理論を得意とする講師による和菓子教室です。伝統的な手法の和菓子から、それを踏まえた新しい手法の和菓子および意匠を、そして、和菓子職人さんが長い時間をかけて習得した技術である製餡や生地つくりを、製菓理論に基づいた方法で、どなたでもご家庭で失敗なく簡単に再現することができる和菓子作りをお伝えする教室です。

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