和ケーキ、美しさと意外なおいしさ!

 4月のAdvance II レッスンが終了しました。作ったものは和ケーキ。15cm丸型の浮島の土台を羊羹でカバーし、練り切りで飾りました。美しさと意外なおいしさ満開のできあがりです。この作り方で、バースデーケーキも作ることが出来ますし、その応用は無限です。出来上がった15cm丸型の和ケーキは、8等分に放射状にカットすると、一切れ分はちょうど45gの上生菓子位に相当し、美味しく召し上がれます。

 さて今回は、浮島の土台をスライスしてフランボアーズ餡をはさみ、黒糖羊羹、ホワイトチョコ羊羹、抹茶チョコ羊羹の3種からご自由に選んでいただき作っていただきました。受講者様の力作を紹介いたします。

 先ずは、桜を題材に風景を描いた作品です。抹茶チョコ羊羹でカバーした土台に、黒糖羊羹で桜の幹を描き、満開の桜と散っていく花びらを練り切りで表現、その奥には菜の花畑、周りにはモンシロチョウが飛び交っています。食べるのがもったいないくらいの見事な作品に仕上がりました。

 続いて、同じく桜を題材に春爛漫を表現した作品です。こちらは抹茶チョコ羊羹でカバーした土台の側面に、浮島を乾燥させて作ったクラムを張り付けています。これが春霞の様な効果を表しています。満開の桜を囲むのは、ミモザでしょうか?モンシロチョウも飛んでいます。春爛漫の雰囲気が良く出ています。とてもきれいで素敵に仕上がりましたね。まずはクラムを張り付けているところから・・。

 次に、練り切りで薔薇をつくりデコレーションしたお二人の受講生の作品です。お二人の個性がでて、違った雰囲気の作品が仕上がりました。薔薇の練り切り、上手でした。ホワイトチョコ羊羹と黒糖羊羹の土台にそれぞれの薔薇を飾って、きれいで美味しそうな和ケーキが仕上がりました。


 今回も、”日本料理教室彩楽”さんのブログに、ご紹介いただきました。お楽しみいただけたようで、嬉しく思います。どうぞご覧ください。

日本料理教室彩楽

和菓子教室はな

東京製菓専門学校和菓子専科で学び、製菓理論を得意とする講師による和菓子教室です。伝統的な手法の和菓子から、それを踏まえた新しい手法の和菓子および意匠を、そして、和菓子職人さんが長い時間をかけて習得した技術である製餡や生地つくりを、製菓理論に基づいた方法で、どなたでもご家庭で失敗なく簡単に再現することができる和菓子作りをお伝えする教室です。

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