新年度(2022年)Basicコース第1回(6月)がスタートします。
2022年度のBasicコースがスタートします。
都合により、今年度を最後にBasicコースの募集は終了いたします。(詳細は、HPの「和菓子教室はなについて」をご参照ください。)入会をお考えの方は、6月に体験受講し継続するかをお決めいただくと良いと思います。最後の募集です、ふるってお申し込みください。
"和菓子教室はな"では、和菓子職人さんが長い時間をかけて習得した技術を、製菓理論に基づいた手法で、どなたてもご家庭で美味しい和菓子が再現できるようにレッスンしております。製菓理論を学ぶ事ができる数少ない和菓子教室です。
池袋教室
6月18日(土)10:30~14:30
新年度のBasicレッスン第1回目の実習は、練り切り製の「紫陽花」と外郎製の「水無月」です。練り切りとは白こし餡につなぎとして求肥や山の芋、葛などをを加えて粘りを出し、季節の草花や情景を形作り表現するものです。和菓子屋さんの店先で「上生菓子」として販売されていますよね。お茶席の菓子にも使われます。今回は、どこでも手に入りやすい材料で作る求肥を加えた練り切りを、電子レンジを駆使して作ります。和菓子職人さんが大きな銅鍋で作るものと遜色なく美味しい練り切り餡が出来上がります。そして、白こし餡と求肥の配合割合、練り切り餡の色付けと貼りぼかしの方法を習得して、「紫陽花」の成形に挑戦していただきます。もう一つは、夏越の祓に食す「水無月」を作ります。「夏越の祓(なごしのはらえ)」の由来は神話の伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の禊祓(みそぎはらひ)にまで遡るそうですが、その昔、宮中で行われていた「氷の節句」、冬にできた氷を山間の氷室(ひむろ)に貯蔵しておき、そこから取り寄せた氷を口にして夏を健康に過ごせるよう祈ったそうですが、庶民にとって氷は高嶺の花。そこで氷をかたどった三角形の生地に厄除けの小豆を散らしたお菓子が作られ、現在では夏越しの祓の日の和菓子として親しまれているものです。今年は、ご自分で作られた「水無月」を食して、これから始まる暑い夏を乗り切ってください。
お申込みは、こちら。
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