3月の渋谷教室

 3月の渋谷教室が、26日(火)で終了しました。大納言小豆のどら餡炊きとどら焼きを作りました。どら餡は、家庭の鍋で小豆の腹割れがしにくい炊き方と甘味の入れ方を学んでいただき、どら焼きとパンケーキの違い、どら焼きの基本の三同割(小麦粉、砂糖、卵が同じ割合の配合)を学習していただきました。今回のどら生地は基本に近い配合ですが、小麦粉は薄力粉と強力粉を混合したものを使い、混ぜ合わせるときにはグルテンを作るようにしっかりと混ぜ、重曹から発生する炭酸ガスがグルテンの網目構造を膨らませことによって口どけの良いどら生地となる配合です。焼きはホットプレート、フライパンを使いました。皆さん、最初はホットプレートやフライパンの温度調整や同じ大きさ、同じ焼き色にすることに四苦八苦されていましたが、焼きの回数が増えるにつれ、お上手になられてモチもちのの生地が沢山焼き上がりました。中餡は大納言、バターどら、栗どら、抹茶クリーム餡、苺クリーム餡の5種類。


ホットプレートで生地を焼いています。ぷつぷつと炭酸ガスの泡がでてきましたね。もう少ししたらひっくり返します。

大納言あずきのどら餡です。ツヤツヤで美味しそうでうね。

バターどら。バターの塩気が絶妙に餡と合って美味しい!

栗どら。文句なしに美味しいですよね。

抹茶クリーム餡、生どらです。

苺クリーム餡。

お気に入りの焼印を捺して楽しみました。

さぁ、お土産用に袋に入れましょう。袋に入れたら竹かごに盛ってお持ち帰り用に桜の掛け紙をかけてラッピングです。

和菓子教室はな

東京製菓専門学校和菓子専科で学び、製菓理論を得意とする講師による和菓子教室です。伝統的な手法の和菓子から、それを踏まえた新しい手法の和菓子および意匠を、そして、和菓子職人さんが長い時間をかけて習得した技術である製餡や生地つくりを、製菓理論に基づいた方法で、どなたでもご家庭で失敗なく簡単に再現することができる和菓子作りをお伝えする教室です。

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