10月のAdvanceレッスンの様子

 10月のAdvanceレッスンは、熊本の利平栗を使った何とも贅沢な栗三昧でした。まずは、和菓子教室はなのオリジナルレシピ、わ!モンブラン。浮島生地をアレンジしたものをオーブンで焼いて、しっとり・・・でも濃厚な生地が出来上がりました。この生地と栗の蜜煮がたっぷり入った小豆こし餡、ラム風味の生クリームでモンブランの土台を作りました。栗ペーストは、熊本球磨の利平栗を蒸して30メッシュと65メッシュで2回濾したものを使いました。洋菓子のモンブランでは、ここでバターや生クリームが入るのでしょうが、これは和菓子ですから、そうはいきません!?と?少々に絞りやすい固さにするために??を加え、モンブランの口金でしぼり完成です。和菓子素材の美味しいモンブランが出来上がりました。和と洋がコラボした ”ヌーベル和菓子” と言うのでしょうか?こんな試みも、結構楽しいものです。もう一つは、利平栗100%の栗餡を中餡にした黄味時雨を作り、バーナーで焼き目を付けました。これも贅沢で、美味しい事間違いない黄味時雨です。


 後日談として、受講者様から「和!モンブラン」が家族にとても好評でしたとの声が相次ぎました。その中のお一人がご家族様からまた作ってとのリクエストがあり作ったそうです。でも手元に利平栗も和栗ペーストも無く、サバトンのマロンペーストがあったのでそれで作られたそうですが、とても美味しくできたそうです。

 洋菓子のモンブランと違って、わ!モンブランは和菓子の優しい美味しさが際立ち、意外な美味しさでちょっと感動ものですよね!💖



まずは、わ!モンブランから。

続いて、焼き栗時雨が蒸し上がりました。

和菓子教室はな

東京製菓専門学校和菓子専科で学び、製菓理論を得意とする講師による和菓子教室です。伝統的な手法の和菓子から、それを踏まえた新しい手法の和菓子および意匠を、そして、和菓子職人さんが長い時間をかけて習得した技術である製餡や生地つくりを、製菓理論に基づいた方法で、どなたでもご家庭で失敗なく簡単に再現することができる和菓子作りをお伝えする教室です。

0コメント

  • 1000 / 1000