11月のAdvance II レッスンの様子

 今回は、黄味羽二重製の「初雁」と浮島製の「山路」を作りました。黄味羽二重とは、時雨生地を裏ごし、つなぎを振りかけてから型に入れて、裏ごしたソボロの目が消える位押したものを言い、大泉学園の大吾 ”爾比久良(にいくら)”が有名ですよね。行列ができるお店と伺いました。今回は、黄味羽二重をセルクルに詰め、中餡は栗甘露煮と小豆こし餡、ギュッと押して、表面に雁の飛んでいる姿の焼印を捺しつけて押印、秋の風情を表現し金箔をあしらって完成です。しっとりした黄味羽二重生地と栗入りこし餡が美味しい「初雁」の完成です。もうひとつは、小豆こし餡の浮島を作り、大納言小豆の蜜煮と栗甘露煮が入った羊羹を貼り合わせたものです。優しい甘さの浮島に合わせて、羊羹もあっさりとした甘みに仕上げました。こちらも、秋の風情たっぷりの美味しい「山路」の出来上がりです。

続いて、「山路」です。

まっすぐに切るのが難しい・・・ですよね。


日本料理教室 ”彩楽”さんのHPでご紹介いただきました。いつもありがとうございます。どうぞご覧ください。

和菓子教室はな

東京製菓専門学校和菓子専科で学び、製菓理論を得意とする講師による和菓子教室です。伝統的な手法の和菓子から、それを踏まえた新しい手法の和菓子および意匠を、そして、和菓子職人さんが長い時間をかけて習得した技術である製餡や生地つくりを、製菓理論に基づいた方法で、どなたでもご家庭で失敗なく簡単に再現することができる和菓子作りをお伝えする教室です。

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