こどもの日 兜と柏餅をつくりました。

 緊急事態宣言下のゴールデンウイーク、皆様いかがお過ごしでしょうか?今回は感染力の強い変異株が猛威を振るい、このままでは医療崩壊も免れない状況であり、人の流れをいったん止めないと感染者数の減少につながらないようです。ワクチン接種がいきわたり、一刻も早く収束への道が見えてくることを願っています。行動の自粛要請にうんざりされている方も多くいらっしゃると思いますが、過去の歴史から見ても人類は、感染との戦いに打ち勝ってきました。今回もワクチンが開発、実用化され、治療薬もそんなに時を経ずして開発されることと思います。今、私たちがなすべきことを自覚し行動したいものです。また、行動自粛と経済活動は相反するもので、経済の疲弊は相当なもののようです。ここは、国が頑張って、私たちの行動自粛を後押ししてほしいものです。


 さてさて、ホームステイのGW、こどもの日に向けて「兜(かぶと)」と「柏餅」を作りました。兜は、外郎製で数年前に流行った意匠です。今回は、中餡には白こし餡に木の芽をたたいて加えた「木の芽餡」。きりっと爽やかな餡が兜の意匠に、ピッタリです。もう一つは「柏餅」、中餡は小豆こし餡とみそ餡の2種類。当教室の4月のBasicコースのメニューの一つです。今では、この時期に粽を販売する関東の和菓子店も多くなりましたが、以前は関東では柏餅、関西では粽が主流だったそうです。

和菓子教室はな

東京製菓専門学校和菓子専科で学び、製菓理論を得意とする講師による和菓子教室です。伝統的な手法の和菓子から、それを踏まえた新しい手法の和菓子および意匠を、そして、和菓子職人さんが長い時間をかけて習得した技術である製餡や生地つくりを、製菓理論に基づいた方法で、どなたでもご家庭で失敗なく簡単に再現することができる和菓子作りをお伝えする教室です。

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