12月のAdvance II レッスン

大塚教室

12月6日(月)10:30~14:30


 早いものですね。新型コロナウイルス感染症の脅威に揺れた令和3年がまもなく終わろうとしています。日本では、手探りながら感染予防と経済活動との両立を目指して実証実験がスタートしています。でも、まだまだコロナ以前のように安心して会食や旅行できる状況ではなく、あくまでも感染予防しながら経済活動を行うという事ですので、今後も気を緩めることなく、レッスンを続けてまいります。

 12月のAdvance II レッスンは、お正月に向けたメニューです。練り羊羹製の「初春」とゆり根きんとん製の「下萌え」を作ります。練り羊羹の「初春」は、国産天草100%の糸寒天を使って練りあげます。薄い赤色、白色、黄緑色の羊羹を重ね合わせ、黄緑色の羊羹には栗の甘露煮を入れて仕上げます。新春にふさわしい華やかな羊羹です。一人一棹のお持ち帰りです。もうひとつは、ゆり根きんとんを絹フキンで絞って作る「下萌え(したもえ)」を作ります。下萌えとは、去年の枯草に隠れるように草の芽が生え出ることを言い、下萌えには、確かな春の訪れと厳しい冬を耐えた生命力が感じられる、初春の季語でもあり、こちらも新年にふさわしい和菓子です。


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和菓子教室はな

東京製菓専門学校和菓子専科で学び、製菓理論を得意とする講師による和菓子教室です。伝統的な手法の和菓子から、それを踏まえた新しい手法の和菓子および意匠を、そして、和菓子職人さんが長い時間をかけて習得した技術である製餡や生地つくりを、製菓理論に基づいた方法で、どなたでもご家庭で失敗なく簡単に再現することができる和菓子作りをお伝えする教室です。

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