1月の渋谷教室
1月の渋谷教室は、桃山製のおたふく豆と練り切り製の福梅をつくりました。桃山生地は、なかなか手のかかる生地で、まず黄味餡を作ってそれを火取ります。火取るとは餡を火にかけて水分を飛ばすことを言いますが、レッスンでは電子レンジでアッという間に黄味火取り餡が出来上がりました。黄味火取り餡が冷めたら、つなぎにみじん粉を加え、生卵黄、溶かしバター、ラム酒で風味をつけ、中餡を入れずに10g前後のおたふく豆に成形し焼き上げました。焼きあがりの目安は、底をかえして周囲にぐるりとひびができていればOKで、生地が良い塩梅であった証です。
おたふく豆、と.ても上手に成形できましたね。
お歯黒部分は三角棒で深く切り込みを入れてつくりました。
2合の福桝に入れて「福は内、鬼は外」
続いて、練り切り製の福梅です。中餡は、梅干しを裏ごした果肉を白餡に加えてつくりました。梅のほのかな香りと適度な塩味があるとても美味しい餡が出来上がりました。梅干しの塩分は20%~10%と様々ですね。お手持ちの梅干しの塩分濃度から白餡に加える量を、計算しましたね。味見しながら加えればいいわ・・なんて、おっしゃらずにチャチャっと計算してかっこよくいきましょうね。 今回の成形は、沢山の道具をつかいました。平板、丸棒、スプーン(さじ切り用)、絹布巾、シべ用裏漉しなど・・・。正しい使い方を習得できましたか?
さじ切りで花びら5弁を表現します。むずかしいですよね。
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