日本料理教室”彩楽”での和菓子レッスン

 本日は、日本料理教室”彩楽”での和菓子レッスンの二日目でした。予定していなかった税理士さんや銀行さんとの打ち合わせがこの週に2回もあり、処理しなければならない案件などで、この古ぼけた脳みそは疲れ果ててしまい、臨んだ二日目・・案の定一部の材料を持ってくるのを忘れてしまうミスを犯しましたが、”彩楽”の岡村先生やWさんの適格な判断とフォローによって無事乗り切ることができました。本当にありがとうございました。同レッスンは、あと2回ございます。次回からは万全な体勢で臨みますので、どうぞ安心してお越しください。

 さて、今回のレッスンのメインは粒餡炊き。そして、酒饅頭と餡ドーナツでした。今回の粒餡炊きは直煮法で行い、渋きり、本煮、加糖、練り上げを見ていただきました。


渋きり1回目、急激に湯温を下げる(ビックリ水)と小豆の表皮に皺が寄ります。まるでだんご虫みたいですね。

渋きり3回目、冷水にさらしても小豆の表皮はふっくらしたままです。いよいよ本煮です。


ふっくらと軟らかく煮あがったら、砂糖を2回に分けて加えます。今回使用した砂糖は鬼ざら糖です。ショ糖成分が99.9%と、純度の高いザラメです。練り上げるとツヤツヤ、ピカピカの粒餡の完成です。

生地つくりは簡単。酒饅頭の生地には小麦粉の他に白玉粉が入っているのが特徴です。餡ドーナツの生地には白餡が少し入っているのが特徴です。どちらもふっくら軟らかい生地に仕上がります。

包餡、とても大事。繰り返してすることが上達の近道です。

ドーナツもふっくらと揚がり、酒饅頭には焼印を捺して、皆さんちょっぴり職人になった気分・・。

お待ちかねのランチの時間です。いつもながら岡村先生の美味しい料理が並びます。だまこ汁おいしかったですね。白和えもふろふき大根も、とても優しいお味でしたね。


 

和菓子教室はな

東京製菓専門学校和菓子専科で学び、製菓理論を得意とする講師による和菓子教室です。伝統的な手法の和菓子から、それを踏まえた新しい手法の和菓子および意匠を、そして、和菓子職人さんが長い時間をかけて習得した技術である製餡や生地つくりを、製菓理論に基づいた方法で、どなたでもご家庭で失敗なく簡単に再現することができる和菓子作りをお伝えする教室です。

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