2月の渋谷教室

 2月の渋谷教室が、昨日(12日)で終了しました。作ったものは和菓子deバレンタインと、うぐいす餅でした。和菓子deバレンタインは、1月の渋谷教室で作った「おたふく」の桃山生地の配合を少し変えて、ラム酒風味とイチゴミルク風味の2種類を作りホワイトチョコレートをかけてトリフ仕立てにしました。ラム酒風味がお好きな方とイチゴミルク風味がお好きな方と様々でしたが、美味しい・・とご好評いただきました。以前、8月にあんこ玉のレッスンには、フルーツピューレを白餡に加えて、フレッシュなフルーツ餡を作りましたが、今回の生地は、重たい生地ですのでフルーツピューレでは生地に負けてしまうことから、どこのご家庭にもあり手に入れやすいイチゴジャムを加えました。バレンタイン風にラッピングして、皆様大切にお持ち帰りになられました。きっと大切なお方に差し上げるのでしょうね…。💖 うらやましい( ^ω^)・・・。

 続いて季節をさきどりしたうぐいす餅、今回は日の本穀粉(株)のWAKONA 極 紫糯粉という、業務用のもち粉を使い餅生地を作りました。このもち粉は、コシのある生地となるよう特別に製粉されたもので、求肥餅とは違ったモチモチ、シコシコの生地ができましたね。もちろん普通のもち粉でも美味しくできますが、あのコシは今回用いたもち粉でないと出ないかもしれません。ご希望の会員様には、お分けしますのでご遠慮なくお申し出ください。


まずは、和菓子deバレンタインから。ラム酒風味、イチゴ風味の生地を小さく丸め、高温のオーブンでサッと焼きます。

次は、ホワイトチョコレート掛けです。

ラム風味の生地にチョコレートかけをしたら、クッキングペーパーでコルネを作って表面に線描き模様をつけ、金箔のかけらを貼り付けます。食用金箔といえども純金に近いもので、高価なものです。そして、扱いには「静電気」が天敵・・・静電気が起きにくいピンセットを使うのですが、どうしても張り付いてしまいます。無駄を出さないためにも細心の注意が必要です。金箔を1枚づつはさんでチョコレートの上にのせていきます。金箔が入っている瓶の中にピンセットを突っ込んだりする、雑な扱いはご法度です。

思い思いにラッピングしましたね。ちょっぴりドキドキしながら・・ネ💖

次は、うぐいす餅つくりです。コシが強い生地なので力強く混ぜるのが大変でしたね。息が切れました。力強くまぜるのが美味しい生地つくりのポイントです。

うぐいす餅が出来上がりました~。

和菓子教室はな

東京製菓専門学校和菓子専科で学び、製菓理論を得意とする講師による和菓子教室です。伝統的な手法の和菓子から、それを踏まえた新しい手法の和菓子および意匠を、そして、和菓子職人さんが長い時間をかけて習得した技術である製餡や生地つくりを、製菓理論に基づいた方法で、どなたでもご家庭で失敗なく簡単に再現することができる和菓子作りをお伝えする教室です。

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