4月の渋谷教室

 4月の渋谷教室が9日(火)で終了しました。「春の和三盆干菓子」と「かしわ餅」を作りました。和三盆は香川県の和三盆羽根さぬき本舗(有)三谷製糖のものを使い、木型は香川県伝統工芸士である市原吉博氏の作である「桜」「蕨」「ちょうちょ」「筍」「鯛」の他にプラスチック製の抜型や代用品のチョコレートモールドを使いました。まずは、手を逆性石鹸できれいに洗い、消毒用アルコールで手をきれいにすることから始めました。

目の細かい篩にかけた和三盆糖に、ほんの少々のねき水を加え手でよーく擦り混ぜ、和三盆糖全体に均一にねき水が回るまで擦り混ぜます。色を付けるときは、ここでねき水に色をつけ加えます。

手でぎゅっと握って指の跡が付き形が崩れない様になったら、もう一度篩にかけ木型の隅々までしっかりと詰めました。

いよいよ型抜きです。上手にぬけるかな?ドキドキ・・・ですね。「鯛」と「たけのこ」きれいに抜けましたね。👧

乾かし固めてからラッピング。「春の和三盆干菓子」の出来上がりです。お干菓子つくりは、きれいに型から抜けると、とても気持ちてが良いものですね。色々な木型や抜型を使って存分に楽しんでいただけたようです。皆さん楽しそうにお干菓子を作られていました。道中に型崩れしないよう、皆さん大切にお持ち帰りになられました。

続いて、「かしわ餅」作りです。上新粉は、日の本穀粉(株)の紫米を使い電子レンジであっという間に出来上がりです。日の本穀粉の紫米はきめの細かなとても美味しい上新粉で美味しいかしわ餅が出来上がりました。味噌餡は薄く黄色く色つけた生地でて包み、小豆こし餡は白生地で包みました。

電子レンジで火を通した上新粉は熱々なのでオーブンペーパーにはさみ、搗いて捏ねてなめらかな生地にしました。

柏の葉が生地につきにくくする裏技をお伝えして、ラッピング。試食分を残してお持ち帰りです。

和菓子教室はな

東京製菓専門学校和菓子専科で学び、製菓理論を得意とする講師による和菓子教室です。伝統的な手法の和菓子から、それを踏まえた新しい手法の和菓子および意匠を、そして、和菓子職人さんが長い時間をかけて習得した技術である製餡や生地つくりを、製菓理論に基づいた方法で、どなたでもご家庭で失敗なく簡単に再現することができる和菓子作りをお伝えする教室です。

0コメント

  • 1000 / 1000