2月のAdvanceレッスンの様子

 2月のAdvanceレッスンも、バレンタインに向けた生チョコ羊羹、それともう一つはお茶にもお酒にも合う干し柿ロールを作りました。生チョコ羊羹は、スイートチョコガナッシュを小豆羊羹に加え、お好みのリキュールで風味をつけたもので、見た目は生チョコそのもの・・。口に含むと、濃厚なチョコレートの風味が口いっぱいに広がり最後に小豆餡を感じるちょっと不思議な美味しさです。今回は50ml位入る小さな容器に入れたものを4本作り、それぞれに黒文字楊枝をしのばせ、専用の袋に入れシールしました。お持ち帰りには、4本がぴったり入るギフト箱に入れプレゼント仕様です。続いて、干し柿ロールは、クリームチーズに白味噌や柚子胡椒、クルミなどを加え塩も少し加えて干し柿の甘さに負けない中身としました。私の好みは、柚子胡椒を利かせ爽やかな香りとピリッとした辛味が少しする配分が好きです。皆さんもご自分の好みの味となる様に、復習する時は好みの配分で作って見てください。でも、最後に塩少々を加えることを忘れずにね。オードブルにもなるような一品でしたね。


まずは、生チョコ羊羹から。

小豆羊羹液にチョコレートガナッシュを加えたら、すぐに固まり始めます。大急ぎで容器に入れないとボソボソとなってしまいます。大急ぎでツヤツヤピカピカの状態で固めることがコツです。

続いて、干し柿ロールです。今回の実習に使った市田柿は、肉厚のやや大ぶりなものでした。なぜか種がなく、たっぷりの甘~い実でした。これを観音開きにしてラップに挿んでたたき薄くのばし形を整え、柚子胡椒の利いたクリームチーズをぬってくるりとロールして出来上がり。

和菓子教室はな

東京製菓専門学校和菓子専科で学び、製菓理論を得意とする講師による和菓子教室です。伝統的な手法の和菓子から、それを踏まえた新しい手法の和菓子および意匠を、そして、和菓子職人さんが長い時間をかけて習得した技術である製餡や生地つくりを、製菓理論に基づいた方法で、どなたでもご家庭で失敗なく簡単に再現することができる和菓子作りをお伝えする教室です。

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