Stay at home! 和菓子を作りました。

   東京、神奈川など8都道府県を除く39県の”緊急事態宣言”が5月14日に解除されましたね。私たちが住む東京や神奈川などの解除の判断は21日、もしくは5月末日まで持ち越されました。もうしばらくの我慢…ですね。たとえ緊急事態宣言が解除されても、以前の生活がすぐに戻ってくるわけではありません。新型コロナウイルスが死滅したわけではありませんので、感染防止のための行動と経済活動の再開を両立させる知恵が必要となりますよね。両極とも言えるこの二つを両立させる事は、大変難しい事ですが、知恵と努力によって新型コロナウイルス感染症を乗り越えていきたいものです。  今も続く外出自粛のなか、「和菓子を作りました。」とお便りをくださいましたのでご紹介いたします。まず、おひとり目は、お仕事の都合で毎回は参加できませんが、とおっしゃられて時折Basicコースを単発受講されている都内在住のD様から、留学先から一時帰国された息子さんのためにかしわ餅を作りましたとお便りをいただきましたので、ご紹介いたします。 「留学中の息子がコロナのせいで一時帰国しているので、 去年教えていただいた柏餅を作ってみました。 去年から保存してあった乾燥柏葉はさすがに香りは薄れていたものの 好評でしたので写真をお送りしますね! 早く事態が収束して、またクラスでお目にかかれますように。 まだ習いたい和菓子がたくさんあります! 」(原文のまま、一部抜粋) 美味しそうな「かしわ餅」の写真もお送り下さいました。


 続いて、もう一人のお方は皆様よくご存じの日本料理教室“彩楽”の先生です。彩楽でのお稽古も休講中ですが、先生はご希望の会員さんのために豊洲での買い物を代行して下さっています。少しでも豊洲の仲卸さんのお役に立つことができて、会員さんに新鮮な魚介類、野菜を届けることができればとマージンも取らずに頑張ってくださっています。誰にでも出来る事ではありませんよね。ほんとに頭が下がります。こんな風にお忙しい中、夏ミカン大福を作られたそうです。 「夏ミカン大福を作ってみました。水分があるものを白餡で包むのは大変でした。まだ、食べていないのですがどうかな~。久しぶりに作りました。早くお稽古が再開になるといいなってしみじみ思いました。」(原文のまま) 写真もお送りくださいました。フルーツの水分を止める方法を今度レッスンの際にお話ししますね。彩楽さんのHPにも掲載されていますのでご覧ください。

和菓子教室はな

東京製菓専門学校和菓子専科で学び、製菓理論を得意とする講師による和菓子教室です。伝統的な手法の和菓子から、それを踏まえた新しい手法の和菓子および意匠を、そして、和菓子職人さんが長い時間をかけて習得した技術である製餡や生地つくりを、製菓理論に基づいた方法で、どなたでもご家庭で失敗なく簡単に再現することができる和菓子作りをお伝えする教室です。

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