みずみずしい金団餡が美味しい!
1月のAdvanceレッスンは、こなし製の「寒椿」ときんとん製の「松の緑」を作りました。まずは、基本のきんとん餡を作るところからレッスンは始まりました。金団餡をみずみずしく仕上げるには、煮詰めをどこで止めるかが重要です。煮詰めが過ぎるとパサパサとして見た目も食味も大きく損なわれます。レッスンでは、煮詰めをどこで止めるか、わかりやすく説明しました。また、角の立った金団ソボロを作るためのきんとん篩の使い方、ソボロの目をつぶさずに均等に餡玉に植え付ける方法等を学んでいただきました。大納言小豆の蜜煮を松笠に見たて、オブラートパウダーで雪を降らせて「松の緑」が完成しました。新年の和菓子にふさわっしい仕上がりとなりました。
続いて、こなし生地つくり。白こし餡に小麦粉やもち粉、砂糖などを混ぜて蒸し上げました。こなし生地は関西、特に京都の茶席菓子の主流で関東の練り切り生地と同様に季節の変化を表現します。少しもっちりとした歯ごたえのある生地です。着色の方法、絹布巾で絞り上げ椿を表現する方法を学んでいただきました。
続いて、受講生の方々の作品です。
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