2021年度 Basicコースがスタートします。
2021年度のBasicコースがスタートします。
"和菓子教室はな"では、和菓子職人さんが長い時間をかけて習得した技術を、製菓理論に基づいた手法で、どなたてもご家庭で美味しい和菓子が再現できるようにレッスンしております。製菓理論を学ぶ事ができる数少ない和菓子教室です。
6月からスタートするBasicコースは、渋谷教室では第3~5週の木曜日、池袋教室では第3~4週の土曜日の10:30~14:30に開講いたします。毎月20日過ぎに3か月先の予定を告知しますので、月毎にご都合の良い日を選んでお申込みください。和菓子つくりの経験のない方を含めどなたでも、いつからでも(途中入会可能)ご参加できます。1年間で道具作りや包餡、製餡など和菓子の基本的な手技および生地作りを学ぶことができる1年間継続してご受講いただくコースです。1年間継続してご受講いただける方を会員とし、講習代金は、お土産(6個程度)を含めて6,000円/月です(入会時に入会金7,000円を申し受けます)。空席がある場合に限り、入会をお考えの方はおひとり様1回かぎり体験受講を7,000円/月(事前振込みをお願いいたします)でご受講いただけます。体験後、続けるかどうかをご自分でお決めください。体験受講後、入会をご希望される方は体験受講料の中から1,000円分を入会金の一部に振り充てることが可能です。また、渋谷教室と池袋教室のBasicコースは同じレッスン内容ですので、ご都合に合わせて振り替えすることもできます。
渋谷教室
6月17日(木)10:30~14:30
池袋教室
6月26日(土)10:30~14:30
新年度のBasicレッスン第1回目の実習は、練り切り製の「紫陽花」と外郎製の「水無月」です。練り切りとは白こし餡につなぎとして求肥や山の芋、葛などをを加えて粘りを出し、季節の草花や情景を形作り表現するものです。和菓子屋さんの店先で「上生菓子」として販売されていますよね。お茶席の菓子にも使われます。今回は、どこでも手に入りやすい材料で作る求肥を加えた練り切りを、電子レンジを駆使して作ります。和菓子職人さんが大きな銅鍋で作るものと遜色なく美味しい練り切り餡が出来上がります。そして、白こし餡と求肥の配合割合、練り切り餡の色付けと貼りぼかしの方法を習得して、「紫陽花」の成形に挑戦していただきます。もう一つは、夏越の祓に食す「水無月」を作ります。「夏越の祓(なごしのはらえ)」の由来は神話の伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の禊祓(みそぎはらひ)にまで遡るそうですが、その昔、宮中で行われていた「氷の節句」、冬にできた氷を山間の氷室(ひむろ)に貯蔵しておき、そこから取り寄せた氷を口にして夏を健康に過ごせるよう祈ったそうですが、庶民にとって氷は高嶺の花。そこで氷をかたどった三角形の生地に厄除けの小豆を散らしたお菓子が作られ、現在では夏越しの祓の日の和菓子として親しまれているものです。今年は、ご自分で作られた「水無月」を食して、これから始まる暑い夏を乗り切ってください。
お申込みは、こちら。
0コメント