新春 1月のAdvance II レッスン

大塚教室

1月11日(火)10:30~


  新春1月のAdvance II レッスンは、「味噌松風(みそまつかぜ)」と「佳き日」を作ります。「味噌松風」の起源は、織田信長の本願寺攻めを背景に生まれた説や、京都の大徳寺の住職が考案したお菓子である説、一向一揆の際の食糧という説もあり、はっきりしませんが京都では、松尾常盤、亀谷陸奥などの老舗の「味噌松風」が有名です。名称の由来は、表面はケシや胡麻で飾られ、焼き色がついているのに、裏側は白くてさびしい、「うら(浦)淋し」から、謡曲の『松風』の「浦寂し、鳴るは松風のみ」にちなみ、茶聖千利休と同時代を生き、茶の湯に縁の深かった大徳寺の名僧・江月宗玩(こうげつそうがん)によるものと伝えられています。関東では、あまり見かけない菓子ですね。派手さはありませんが滋味あふれた美味しいお菓子です。今回は大徳寺納豆を入れたものを小さいですが一人一棹作ります。

 もう一つは、抹茶浮島と小豆粒餡羊羹を貼り合わせ、市松模様に組んだ「佳き日」です。作り方はいたって簡単ですが、見栄えの良い上生菓子が出来上がります。

どうぞお楽しみに!


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和菓子教室はな

東京製菓専門学校和菓子専科で学び、製菓理論を得意とする講師による和菓子教室です。伝統的な手法の和菓子から、それを踏まえた新しい手法の和菓子および意匠を、そして、和菓子職人さんが長い時間をかけて習得した技術である製餡や生地つくりを、製菓理論に基づいた方法で、どなたでもご家庭で失敗なく簡単に再現することができる和菓子作りをお伝えする教室です。

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