さくら羊羹の試作

 新型コロナウイルスの感染が拡大しませんように、と願いながら4月に予定している日本料理教室彩楽の和菓子クラスで作るさくら羊羹の試作を行いました。羊羹は丹波産大納言小豆、合わせているのはさくら風味の錦玉羹、錦玉羹の部分を道明寺粉、練り切りの桜、八重さくらの花びらの塩漬けで作ってみました。

まずは、ピンクに染めた道明寺粉、桜が満開の吉野山を表現してみました。

続いて、桜の花びらを錦玉羹に散らし夜桜を表現してみました。

最後に、練り切りで満開の桜を表現した錦玉羹です。

この3点から、彩楽の岡村先生とも相談して、道明寺の錦玉羹に決まりました。決め手は、作りやすくて、きれい、美味しいのチャンピオンです。


小さな棹ですが、一人1棹の持ち帰りです。ラッピングはこんな感じかな?

もう一品は、あっという間に出来上がる、ミルク饅頭。オーブンで焼く饅頭です。作りたてはパリッとしていますが、翌日にはしっとりとしてミルクの風味が優しいお饅頭です。


 では、無事に開催できて皆様とお会いできるのを楽しみにしております。

和菓子教室はな

東京製菓専門学校和菓子専科で学び、製菓理論を得意とする講師による和菓子教室です。伝統的な手法の和菓子から、それを踏まえた新しい手法の和菓子および意匠を、そして、和菓子職人さんが長い時間をかけて習得した技術である製餡や生地つくりを、製菓理論に基づいた方法で、どなたでもご家庭で失敗なく簡単に再現することができる和菓子作りをお伝えする教室です。

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