新型コロナウイルス感染症

 今とても気になっている新型コロナウイルスについて考えてみました。というのも、東京都の小池知事が、この23日から3週間がヨーロッパにみられるような爆発的感染拡大(オーバーシュート)が発生するか否かの大変 重要な分かれ道であるということで、新型コロナウイルスの大規模な感染拡大が認められた場合は、 首都の封鎖(ロックダウン)もあり得るとして、都民に対し大型イベントの自粛などを改めて求めました。ワクチンも治療薬もまだできていない未知の新型コロナウイルスの脅威を乗り越えるためにも皆様と「正しく恐れる」を共有できたらと思っています。  

 現状での新型コロナウイルス感染拡大は、一定程度持ちこたえられている状況が続いているものの、一部の地域で感染拡大が継続しているそうです。感染経路がわかっている集団(クラスター)を封じ込めることは可能でも、感染経路のわからない感染者が一部の地域で認められるそうです。感染経路がわからないと封じ込めもできないことから、『オーバーシュート』と呼ばれる爆発的な感染拡大を伴う、大規模流行につながりかねないと政府専門家会議は指摘しています。オーバーシュートが起こると、今ヨーロッパで問題になっている医療崩壊(簡単に言うとベッドが足りなくなる)が起こります。是非ともくい止めたいものですね。自粛と我慢がまだ続きますね。

 それと、これは私個人の見解ですが、新型コロナウイルスは感染しても無症状の人も多く、重症化する人が少ないことから、ただの風邪だからと自然免疫獲得によって終息するという方がいらっしゃいますが、待っているのは爆発的感染拡大と医療崩壊です。ワクチンの開発による免疫獲得が可能になって、初めて人類が未知のウイルスを克服し終息となるのだと思います。


ノーベル賞受賞者の山中伸弥教授が科学者の目から見た新型コロナウイルスの学術情報、臨床情報、その他を発信しているHPがありますのでご紹介します。とても読みやすくわかりやすく書かれています。是非ご覧ください。

山中伸弥による新型コロナ情報発信


上記の山中教授のHPの中に、スタンフォード大学の新妻耕太研究員が奥様と作った動画が載っています。ウイルスの基本から人への感染などを専門用語を使わないで解説しています。30分位のYouTube

専門用語を使わないウイルスの解説


新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(出典:国立感染症研究所)

和菓子教室はな

東京製菓専門学校和菓子専科で学び、製菓理論を得意とする講師による和菓子教室です。伝統的な手法の和菓子から、それを踏まえた新しい手法の和菓子および意匠を、そして、和菓子職人さんが長い時間をかけて習得した技術である製餡や生地つくりを、製菓理論に基づいた方法で、どなたでもご家庭で失敗なく簡単に再現することができる和菓子作りをお伝えする教室です。

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