新年度Advanceコース第1回(6月)のレッスン
東京都の新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインンにより、学習室5(調理室)の使用が制限されているため、両日とも休講となります。(6/8現在)
渋谷教室
6月9日(火)10:30~14:30
6月18日(木)10:30~14:30
昨年の6月からの基礎コース(Basic)の1年間、お疲れ様でした。とは言っても、3月、4月、5月のレッスンは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため休講となり残念でしたが、今回の新年度6月のレッスンは無事に開講できる事を願っています。今後も受講者様の安心、安全を第一優先と考えて開講の可否を判断をいたしますので、新規の方も継続の方も安心してお申込み下さい。
まず進級される皆様に是非ともAdvanceコースで習得していただきたいことが2つございます。1つ目は、小豆と手亡豆から作るこし餡作りです。製餡の科学と技術を是非習得していただきたいと思っております。餡は、和菓子にとって命です。どんなに綺麗に形づくった練り切りでも餡が美味しくなければ感動は生まれません。その他の和菓子もしかりです。次月7月のレッスンでは、小豆こし餡作りを予定しております。手亡豆白こし餡は、来年の5月を予定しております。どうぞ、ご期待ください。2つ目は、薯蕷饅頭つくりです。薯蕷とは、山の芋の事で膨張剤を使わないで芋の力で饅頭を膨らませるのですが、生地を作ってから、蒸し器に入れるまでの時間が20分以内でないと、ふっくらとしたお饅頭ができません。と言うことは、包餡技術が伴わないと美味しい薯蕷饅頭はできないということです。包餡技術バッチリの皆様ですから、たやすい事ですよね? 山の芋と言っても、フリーズドライパウダー、生の大和芋やつくね芋、冷凍の加糖摺り芋などがあり、それぞれに使いやすさや風味など違いがあります。それらの違いも学んでいただきたいと思っております。
さて、お待たせいたしました。Advanceコース1回目のレッスンは、薯蕷練り切り製の「朝顔」と葛製の「葛焼き」を作ります。今までは、求肥をつなぎに使った練り切り餡でしたが今回は薯蕷をつなぎに使います。白餡と薯蕷の配合割合および葉やつるを表現する飾り羊羹のつくり方も習得してください。もう一つの「葛焼き」は、葛のひなびた味わいを堪能できる菓子で、夏の茶席菓子にも用いられる上菓子です。
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