7月のAdvanceレッスン


再開のめどが立たないため、当分の間レッスンを休止いたします。(6/26)


東京都の新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドラインンにより、学習室5(調理室)の使用が制限されているため、両日とも休講となります。(6/22現在)


渋谷教室

7月9日(木) 10:30~14:30

7月14日(火)  10:30~14:30


 7月のAdvanceレッスンは、「小豆こし餡作り」と「麩まんじゅう」を作ります。こし餡作りは、Basicコースで作った粒餡やどら餡と比べて、3倍くらい手間がかかります。でも、手間をかけた分、5倍も10倍も美味しい和菓子を作ることができます。どんなに綺麗に形作った上生菓子でも、餡が美味しくなければ感動は生まれません。皆さん!頑張って借り物ではない、ご自分の美味しい餡を作ることができる様になりましょう‼  この頃、製餡しながらふっと、小豆って餡になるために生まれてきたような豆だなぁと思うことがあります。先だっての日常と和菓子欄でご紹介した「小豆こし餡の美しい紫色は小豆の煮熟中に作られる」もしかり、餡の本体であるでんぷん粒も煮熟中にたんぱく質と繊維質に覆われた餡粒子が作られること、その餡粒子の扱い方いかんで美味しい餡となること等・・・そんなことを考えると小豆がとても愛おしく感じるこの頃です。  レッスンでは、渋きり→煮熟→磨砕・篩分(ふるいわけ)→生餡→加糖・炊き上げと進みますが、煮熟した小豆をなぜ水の中で磨砕・篩分するのか?普通の裏ごしでは、なぜいけないのか?フ―プロではいけないのか?生餡に砂糖を加え、強火で20分以上かけて餡に炊き上げるのはなぜ? もっと短い加熱ではいなぜいけないの? 等、皆さんの疑問にお答えしながら、製餡理論を学びましょう。現在の私の知りえる技術、知識のすべてをお伝えしたいと思っています。  もう一つの実習は、国内産小麦からとったグルテン粉を使って、麩まんじゅうを作ります。捏ね、練り上げるのに少し力が要りますが、頑張って美味しい麩まんじゅうを作りましょう。 


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和菓子教室はな

東京製菓専門学校和菓子専科で学び、製菓理論を得意とする講師による和菓子教室です。伝統的な手法の和菓子から、それを踏まえた新しい手法の和菓子および意匠を、そして、和菓子職人さんが長い時間をかけて習得した技術である製餡や生地つくりを、製菓理論に基づいた方法で、どなたでもご家庭で失敗なく簡単に再現することができる和菓子作りをお伝えする教室です。

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