8月のBasicレッスン

 新型コロナ感染拡大防止と経済活動の両立は大変に難しい事ですね。今も、東京では感染拡大が続いています。緊急事態宣言の解除後に、感染防止策を怠った接待を伴う飲食や劇場で起きた新型コロナ感染クラスターが市中感染へと広がっているのが現状だと思います。緊急事態宣言による経済活動へのダメージは、計り知れないものがありました。自粛も一つの手段ですが、一人一人が感染防止策を実践し、何とか踏ん張って経済活動との両立を目指したいものです。

 「和菓子教室はな」では、できるかぎりの感染防止策を行います。換気を十分に行い、マスクとゴム手袋着用でレッスンを行い、飛沫感染を防ぐために試食は行わず、お持ち帰りいただきます。ご無理のないご参加をお待ちしております。


都合により、実習内容が以下のように変わります。(7/20)


渋谷教室

8月20日(木)10:30~

 8月のBasicレッスンは、どら餡炊き(大納言小豆)と、炊いた餡を使ってどら焼きを作ります。和菓子職人さんは、豆の煮崩れを防ぐため納豆カゴ(糸を引く納豆ではなく甘納豆のことです)というアミかごに豆を入れて炊きますが、その納豆カゴを作る職人さんがいらっしゃらなくなってしまい、新しく納豆カゴを購入することができないそうです。合羽橋のアサミさんから伺いました。今回は、アミかごが無くても、ご家庭の鍋を使って煮崩れしにくい煮方と甘味の入れ方をお伝えします。それと、どら焼きの皮は、同じ大きさ、同じ焼き色にするのはやさしいようで意外と難しいものです。ぜひ、コツをつかんでいただきたいと思います。栗と餡、餡バター、生どら(クリームと餡、抹茶クリームと餡)などを作る予定です。


お申し込みは、こちら

和菓子教室はな

東京製菓専門学校和菓子専科で学び、製菓理論を得意とする講師による和菓子教室です。伝統的な手法の和菓子から、それを踏まえた新しい手法の和菓子および意匠を、そして、和菓子職人さんが長い時間をかけて習得した技術である製餡や生地つくりを、製菓理論に基づいた方法で、どなたでもご家庭で失敗なく簡単に再現することができる和菓子作りをお伝えする教室です。

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